ドル高終わった???

💰パウエル議長からは再利上げに対しての言及がなくFed-Charyの先行き観測は低下↘となり残念。
『政策金利は十分に景気抑制水準』という言葉は「今の5.25%の金利を維持はするが利上げはない」という表現。
次回の6月FOMCでは88.6%の確率で現状維持になってます。

7月FOMCでの利下げ予想は「利下げ51.6%対現状維持42.5%」ということですので136円を越える動きになることは景気指標の大幅な変化がない限りは「nothing」ということになります。
しかし

オーストラリアやマレーシアが予想を裏切って再利上げ
世界的に物価高再燃の兆しが見えており新興国や資源国では物価高再燃の根を早めに抑えようという動きになってきています。
カナダも利上げを停止していますが再利上げの用意もあるという発言もあり6/7からのカナダ中央銀行会合は注目です。
したがって7月からの米国利下げは時期尚早だと思っていますので、6月13日~14日のFOMC接近で利下げムードがかき消される可能性は十分にあるとみています。
勘違いしてはならないのは136円越えの動きは、指標発表(明日夜の米雇用統計や14日のCPI)で利上げ期待値が上昇しない限り、しばらくは無いってことです。今はテクニカル&日柄からしても順当な調整と言えます。

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